最強のデレ

ただの自己満足小説投下です。

日影で腐なので苦手な方はバックプリーズです。

それではドゾ！

「ぎゃーす！どうしよう！！カイロ落としたッ！！！」

　寒い！モーレツに寒いッ！！

「嗚呼、俺・・・ここで死ぬのか・・・」

　本気で死ぬ！ガチで寒い！！

「走りたいッ！」

　スタンディングスタートの構えをしたけど

「こけたら超カッコ悪いジャン！」

　やめた。

　諦めて大人しく歩こうじゃあないか。

　そう思った瞬間

　景色はすべて白へと変わった

「あ、マフラーだ！！」

１、２秒遅れて気づく。

ふわっとただよういつもの匂い・・・

「影山ッ？」

「おう・・・」

　なんだかちょっと嬉しくてにやにやしてしまう。

　影山はちょっと引き気味だ・・・

　そんなのどうでもいいやッ。

「好きだ！」

「知ってる」

「好きだ！」

「知ってる」

「好きだ！」　

「知ってる」

「好きだ！」

「・・・俺も」

　でたよ。最強のデレ

　ほんとに不意打ちだ。いつも言わないくせに・・

　ずるい・・・

　いっつも影山のペースだ

　あれ？寒さはどっかに飛んでったみたいだ。