烏の溜まり場

ボカロとBL好きな僕の一般ピーポーな毎日☆゚・*:.。.☆†_(゚▽゚*)β

リップの魔法

またまた小説投下。

フェイカルです。わけわかめだよ。

 

 

 

フェイタンと僕は付き合ってる。

フェイタンは僕にちゅーばっかしてくる。

 

切れた唇が冷気に当たり痛い。

 

フェイタンのちゅーのせいで僕は唇がカサカサだ。

 

女の子っぽいマチに今度良いリップを教えてもらおう。

シズクとマチと一緒にコスメ見に行ったら楽しいだろうなあ・・・。

よし!お化粧すれば僕だって大人っぽくなるかもしれないし。

グロスの色は何がいいかなあ・・・。

 

 

なんてボーッと考えてたら黒い姿が見えた。

「どうしたの?フェイタン

フェイタンは外に行ったようで外気の匂いがほんのりした。

 

「目つぶて、開けるなよ。ワタシがイイて言うまで開けるな」

ちょ!いきなりなんなんだ。

でも逆らったら僕の身の危険を感じるので素直に従った。

 

「・・・んむ」

唇に圧力がかかる。

フェイタン力強い。僕の唇潰れてるんだけど。

 

いちごの匂いがふわっと香る。

甘くていい匂い。

なめらかに唇をなぞるものは

 

「目開けてよろし」

・・・やっぱりリップクリームだ。

 

「ありがとう」

僕は最高の笑顔を作ってフェイタンに言った。

フェイタンが優しいなんて明日は雪が降るかも。

 

 

なーんて口が裂けても言えないけど。

 

フェイタンなりの僕への気遣いなのかなって思ったりしちゃったりした。

 

フェイタンいちご好きなの?」

 

「なッ・・何言てるか!ワタシがそんな乙女チクなもの好きじゃないねッ!!」

 

 

フッ・・・好きなのか。